レアジョブ様は、グループビジョン“Chances for everyone, everywhere.”に基づき「世界中の人々が、それぞれの能力を発揮し、活躍できる世の中の実現」を目指し、オンライン英会話をはじめ、AI ビジネス英語スピーキングテスト「PROGOS(R)」などアセスメントを軸とし、個人・法人・教育機関を対象に事業を展開しています。 予実管理業務はクラウド型の表計算ソフトで行っていましたが、成長に伴うグループ企業の増加に従い、管理すべきシートが大幅に増え、手間が増えただけでなく、関数が壊れるなど多くのエラーが発生していました。そこで単純作業やミスを減らし、より本質的な経営企画の業務に集中するために「Loglass」を導入いただきました。今回は導入から運用まで実際にご担当いただいている経営企画部の御園様と福岡様にお話を伺い、Loglass導入の経緯や運用開始後の効果について語っていただきました。
グループ経営企画部 部長|御園様
グループ経営企画部|福岡様
福岡様:元々はクラウド型の表計算ソフトを使ってグループ全社の数値データを30〜40枚のシートにし、それを1つのファイルにまとめて数値を管理していました。そのような中でグループ会社がさらに増えるという話もあり、グループ間の内部取引も含めた各会社の経営管理の在り方を考えたときに、今までのやり方では管理が難しいかもしれないという話になったんです。そこから解決策を模索し始めたというのが、経営管理ツールを検討し出したきっかけです。
福岡様:連結対応できることと、表計算ソフトと連携機能があることが決め手です。
福岡様:グループ会社が増えて来るにつれて、表計算ソフトのシートも増えていき、管理がどんどん複雑になっていきました。管理するシートが増えたことにより、様々な問題が表面化してきたんです。たとえば、予算策定時に部門の数だけシートを用意していたのですが、その手間が増大しました。また、表計算ソフトの関数が壊れた際に、問題を特定し解決するのにも大きなストレスがかかっていました。1枚のシートを複数の関係者で編集していたため、頻繁に関数のエラーやマクロのバグが生じていました。シートが増えるほど関数が壊れる可能性も高くなりますし、問題を特定するのも大変になります。
そして、バージョンの管理も複雑化していきました。クラウド型の表計算ソフトを使っていたのですが、シートを誰でも編集できるような環境だったため、「誰がいつどこを編集したのか」わからなくなっていたのです。 Loglassは、グループ全社の経営データのマスターとなり、表計算ソフトにおける連結対応の問題点を全て解決してくれました。
福岡様:表計算ソフトで入力したデータをLoglassに取り込めるのは大きかったです。予算はこれまで使い慣れた方法で入力していけば良いので、切り替えコストが最小限で済みました。表計算ソフトは使いやすい反面、データベースとしては使いにくいことがデメリットだったのですが、それをLoglassが解消してくれました。
福岡様:まずは予算と実績を見比べやすくなったことが挙げられます。これまでは、予算と実績のファイルが分かれていたため、見比べる手間がかかっていました。しかし、Loglassだと予算・実績ともに1か所に集約されているので見やすいです。 また、部門ごとにシートを作っていた手間から開放されたことも大きいです。今はLoglassのフォーマットを使えば、それで完了ですからね。Loglassで一元管理できるようになったため、関数のバグや、誰がいつ編集したのかに悩まされることもなくなりました。
福岡様:経営会議ですぐに数字を出せるようになったことです。任意の部署ごとや期間ごとにデータを表示することは、表計算ソフトではなかなかできませんでした。Loglassを使えば、すぐに欲しい数字を出せるので、予実の比較や分析は楽になりました。導入前は意図していなかったのですが、明らかに経営の意思決定スピード感が早くなりました。
御園様:サービスのビジョンに共感できる企業でしょうか。 経営企画の仕事は、人がやらなくても良い単純作業が意外と多いんです。「作業は機械に任せてもっと本質的な仕事をしたい」というふうに考えている企業さんにおすすめしたいですね。