KDDIスマートドローン株式会社

新規事業のシミュレーション回数・頻度が増し、経営層との対話が深まった

IT・インターネット
従業員数
1〜300名

KDDI株式会社の100%子会社として、2022年4月に設立したKDDIスマートドローン株式会社。現在、KDDIが進めていたドローン事業を一手に引き受け、設備点検や広域監視・セキュリティ、物流、測量など、多様な領域での実証実験およびサービス提供を行っています。同社では設立とほぼ同時期にLoglassを導入いただき、初期経営管理システムを構築。その後、新規事業のシミュレーションなどにフル活用いただいています。今回はもともとKDDIでグループ会社の経営管理を統括していたご経験のあるコーポレート統括部・部長の居相様と、コアスタッフの三木様に、導入の経緯と導入後の成果について伺いました。

お話を伺った方

コーポレート統括部 部長 居相様
コーポレート統括部 コアスタッフ 三木様

POINT

2022年4月に会社設立。経営企画部門の立ち上げと並行してLoglassを導入

ー Loglassを導入いただいた経緯を教えてください。

居相様:当社の場合は2022年4月の会社設立と並行してLoglassを導入しました。

KDDIグループでは、本社あてにマスタープラン(通期計画)に対する着地見込みを月次で報告する必要があります。グループ会社によってそれぞれ組織規模や体制などが異なるなかで、本社に対して毎月の報告を行うとなると、相対的にリソースやノウハウが不足しやすい子会社によってはそれが高いハードルになってしまっているケースも見受けられました。そんなときにLoglassの話を聞いて、元々はグループ各社の課題解決に役立つのではないかと思っていました。

ー グループ各社がすべて、組織規模の大小に関わらず同じ粒度で親会社に対して毎月予実の報告を行っているのですか?

三木様:基本的にはそうですね。どのようなシステムや仕組みを導入するかはグループ各社に委ねられており、それぞれの組織に合ったものを構築しています。弊社の場合も、新たに子会社を立ち上げるにあたって、どのようにして経営管理基盤を構築するかを検討した結果、Loglassを導入することに決めました。

コーポレート統括部 部長 居相様

「Loglassがなければできなかった」多様なパターンの事業シミュレーション

ー 会社立ち上げと同時の導入となりましたが、どのような進め方で導入していきましたか?

居相様:新設会社だからこそ、単にシステムの導入だけではなく自社の管理会計をどのように立ち上げていくべきかも議論しながら仕組みに落とし込んでいく必要がありました。管理会計の立ち上げと同時並行でLoglassを導入することで、自社が行いたい管理会計をLoglass上で表現するとどうなるかも考えながら勘定科目の設計を行うことになります。時にはカスタマーサクセスのサポートを受けながら、会計ソフト上の勘定科目を管理会計上ではどのように処理するべきか、親会社への報告フォーマットにどう合わせるかを議論してきました。

サービスについて説明を受けたとき、「経営企画部員が1人増えると思ってください」と言われたのですが、導入を終えて感じたプロダクトとカスタマーサクセスの価値を通じて、その言葉に嘘はなかったと思います。

ー 導入後、感じている成果がありましたら教えてください。

居相様:新規事業を展開するにあたり、さまざまなパターンを想定した事業シミュレーションを行う必要が出てくるのですが、Loglassを使うことで条件を変えたシミュレーションの集計が簡単に実施できています。

当社の場合、予算策定においては中期経営計画をベースに、前年実績を参考にシミュレーションし、複数回の会議を重ねて検討を進めていくのですが、バックグラウンド情報が多く、各種データの抽出や突合に非常に多くの工数を割いていました。

Loglassでは1つのデータベースにすべての情報を集約できるので、シミュレーションを行う回数や頻度、パターンが増え、経営層との対話や議論をより活発に行えるようになりました。コミュニケーションがとてもスムーズになったと思います。採算検討(または経営管理)に関わる会議では、もう当たり前のようにLoglassの画面を全員で見ながら対話を重ねています。

三木様:シミュレーションを気軽にできるのが、本当に大きいですね。変数が多い新規事業だからこそ、複数のシナリオを想定できるのはありがたいです。

また、親会社に対して行う報告もLoglassを導入したことによって簡単に行うことができています。Loglassでは、事前に設定した科目階層を1クリックで切り替えることができるので、日本基準の財務会計と弊社独自の管理会計、そしてIFRS(国際会計基準)に準拠した親会社向けの報告に必要なフォーマットを必要なときに必要な形式で確認できています。

(左)コーポレート統括部 コアスタッフ 三木様 (右)コーポレート統括部 部長 居相様

自由度の高さは、意思を持って管理会計を行いたい企業におすすめ

ー Loglassをどんな企業にご活用いただけそうでしょうか。

居相様:Loglassは自由度がとても高く、自社の行いたい管理会計を正確に反映できる経営管理システムだと思います。だからこそ、自社の管理会計に強いこだわりがある会社、意思を持って事業を伸ばしていきたいと考えていて、そのために適切なKPI設定・モニタリングを行いたいと思っている会社にはぜひおすすめしたいです。

三木様加えて、当社の場合は親会社に向けた報告フォーマットに対応しながら自社独自の管理会計・日本基準の財務会計それぞれにも対応する必要がありました。Loglassによって今それが実現できているので、親会社への報告に時間をとられている企業様であればその時間を削減できるのではないでしょうか。

KDDIスマートドローン株式会社

新規事業のシミュレーション回数・頻度が増し、経営層との対話が深まった

業種
IT・インターネット
従業員数
1〜300名
公開日
2025-02-21
KDDIスマートドローン株式会社
業界
IT・インターネット
導入サービス
Loglass 経営管理
従業員数
1〜300名
Loglass導入の背景と効果
課題
決め手
効果

2022年4月に会社設立。経営企画部門の立ち上げと並行してLoglassを導入

ー Loglassを導入いただいた経緯を教えてください。

居相様:当社の場合は2022年4月の会社設立と並行してLoglassを導入しました。

KDDIグループでは、本社あてにマスタープラン(通期計画)に対する着地見込みを月次で報告する必要があります。グループ会社によってそれぞれ組織規模や体制などが異なるなかで、本社に対して毎月の報告を行うとなると、相対的にリソースやノウハウが不足しやすい子会社によってはそれが高いハードルになってしまっているケースも見受けられました。そんなときにLoglassの話を聞いて、元々はグループ各社の課題解決に役立つのではないかと思っていました。

ー グループ各社がすべて、組織規模の大小に関わらず同じ粒度で親会社に対して毎月予実の報告を行っているのですか?

三木様:基本的にはそうですね。どのようなシステムや仕組みを導入するかはグループ各社に委ねられており、それぞれの組織に合ったものを構築しています。弊社の場合も、新たに子会社を立ち上げるにあたって、どのようにして経営管理基盤を構築するかを検討した結果、Loglassを導入することに決めました。

コーポレート統括部 部長 居相様

「Loglassがなければできなかった」多様なパターンの事業シミュレーション

ー 会社立ち上げと同時の導入となりましたが、どのような進め方で導入していきましたか?

居相様:新設会社だからこそ、単にシステムの導入だけではなく自社の管理会計をどのように立ち上げていくべきかも議論しながら仕組みに落とし込んでいく必要がありました。管理会計の立ち上げと同時並行でLoglassを導入することで、自社が行いたい管理会計をLoglass上で表現するとどうなるかも考えながら勘定科目の設計を行うことになります。時にはカスタマーサクセスのサポートを受けながら、会計ソフト上の勘定科目を管理会計上ではどのように処理するべきか、親会社への報告フォーマットにどう合わせるかを議論してきました。

サービスについて説明を受けたとき、「経営企画部員が1人増えると思ってください」と言われたのですが、導入を終えて感じたプロダクトとカスタマーサクセスの価値を通じて、その言葉に嘘はなかったと思います。

ー 導入後、感じている成果がありましたら教えてください。

居相様:新規事業を展開するにあたり、さまざまなパターンを想定した事業シミュレーションを行う必要が出てくるのですが、Loglassを使うことで条件を変えたシミュレーションの集計が簡単に実施できています。

当社の場合、予算策定においては中期経営計画をベースに、前年実績を参考にシミュレーションし、複数回の会議を重ねて検討を進めていくのですが、バックグラウンド情報が多く、各種データの抽出や突合に非常に多くの工数を割いていました。

Loglassでは1つのデータベースにすべての情報を集約できるので、シミュレーションを行う回数や頻度、パターンが増え、経営層との対話や議論をより活発に行えるようになりました。コミュニケーションがとてもスムーズになったと思います。採算検討(または経営管理)に関わる会議では、もう当たり前のようにLoglassの画面を全員で見ながら対話を重ねています。

三木様:シミュレーションを気軽にできるのが、本当に大きいですね。変数が多い新規事業だからこそ、複数のシナリオを想定できるのはありがたいです。

また、親会社に対して行う報告もLoglassを導入したことによって簡単に行うことができています。Loglassでは、事前に設定した科目階層を1クリックで切り替えることができるので、日本基準の財務会計と弊社独自の管理会計、そしてIFRS(国際会計基準)に準拠した親会社向けの報告に必要なフォーマットを必要なときに必要な形式で確認できています。

(左)コーポレート統括部 コアスタッフ 三木様 (右)コーポレート統括部 部長 居相様

自由度の高さは、意思を持って管理会計を行いたい企業におすすめ

ー Loglassをどんな企業にご活用いただけそうでしょうか。

居相様:Loglassは自由度がとても高く、自社の行いたい管理会計を正確に反映できる経営管理システムだと思います。だからこそ、自社の管理会計に強いこだわりがある会社、意思を持って事業を伸ばしていきたいと考えていて、そのために適切なKPI設定・モニタリングを行いたいと思っている会社にはぜひおすすめしたいです。

三木様加えて、当社の場合は親会社に向けた報告フォーマットに対応しながら自社独自の管理会計・日本基準の財務会計それぞれにも対応する必要がありました。Loglassによって今それが実現できているので、親会社への報告に時間をとられている企業様であればその時間を削減できるのではないでしょうか。

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