関西電力は、お客さまや社会にとっての『「あたりまえ」を守り、創る』という存在意義のもと、「公正」「誠実」「共感」「挑戦」という価値観を大切にして事業活動を行い、持続可能な社会を実現することを掲げています。また、同社は、「ゼロカーボンミッション2050」を掲げ、持続可能な社会の実現に向け『ゼロカーボンエネルギーのリーディングカンパニー』として地球温暖化を防止するために、発電事業をはじめとする事業活動に伴うCO2排出を2050年までに全体としてゼロとし、さらにはお客さまや社会のゼロカーボン化に向けて関西電力グループのリソースを結集して取り組みます。
そうした取り組みの一環として、海外グループ会社を通じて、主に日本企業の海外拠点に対して脱炭素ソリューションを提供しています。本事業の特性として、太陽光発電システムをはじめとした大規模な設備投資を伴うため、投資管理や将来の収益予測が重要になりますが、海外グループ会社の経営管理は表計算ソフトで実施しており、業務が煩雑化していました。また、今後の事業成長に伴う海外グループ会社の増加を見据えた際に、経営管理基盤の強化が求められていました。
こうした課題を解決するために、関西電力は次世代型経営管理クラウド「Loglass 経営管理」を導入しました。導入の決め手は、以下2点でした。
・磨き込まれたUI設計により、データの収集・集計・可視化をスムーズに実現できる
・グループ会社の経営管理基盤として高いパフォーマンスが期待できる
・新規で経営管理システムを導入するのに加え、今後の管理会計の見直しの可能性も見据えた際に、経営管理領域のスペシャリストのサポートが必要不可欠
・ログラス社には、経営管理業務の豊富な経験を持つカスタマーサクセスチームが存在しており、専門性の高い、手厚いサポートが受けられる
Loglass導入後は、海外グループ会社の経営管理体制を強化するとともに、今後グループ会社が増えることを想定し、横展開できる管理会計の仕組みづくりを目指しています。当社は、関西電力のよりよい経営管理体制の構築を引き続きサポートしてまいります。
以前より、海外という見通しが立てづらい事業環境下においても、お客さまへ「日本品質」「関電品質」のサービスを変わらず提供し続けるべく海外グループ会社の経営管理基盤の強化を急務と感じていました。そのような中、従来の表計算ソフトによるハンド管理から脱却するためLoglassの導入を決定しました。
導入の決め手は、充実した機能と迅速かつ丁寧なサポートチームの存在であり、特に後者に高い期待を寄せております。今後は将来の事業予測や経営戦略的な面でのサポートも受けながら、経営基盤の強化とお客さまへの貢献を目指していきたいと考えております。