IT・インターネットLoglass 経営管理

Loglass導入により、全社的に数字へのアクセス性が向上。事業部でもデータを元に、意思決定ができる体制へ

GO株式会社

従業員数
301〜1,000名
公開日
2025-05-19
Loglass導入により、全社的に数字へのアクセス性が向上。事業部でもデータを元に、意思決定ができる体制へ

この事例の要約

課題
GO株式会社では2社の事業統合により複数のサービスを抱え、ビジネスモデルの異なる事業の予実管理をExcelで行うなかでシート・数式が複雑化していました。過去実績の継ぎ足しでファイルサイズは数万KBに肥大化し、貸与PCでは処理が追い付かない状態に。さらに頻繁な組織変更のたびに、事業部と紐づけた実績データの組み替えで多くの工数を要し、経営が求めるスピードに追いつけない歯がゆさを抱えていました。
施策
事業責任者がいつでも実績を見られる状態、組織マスタ変更で予実データが瞬時に追従する手軽さ、ユーザー権限設定の柔軟性の3点を重視して「Loglass 経営管理」を採用。Excelの複雑な配賦ロジックをそのまま再現するのではなく「システムで再現性のないロジックは適正ではない」という考え方に転換し、各事業部門と合意形成しながら配賦ロジックをスリム化。管理すべき数値の最適な粒度を意識し、過度な勘定科目細分化を避ける運用設計を行いました。
成果
3営業日かかっていた締め作業が0.5〜1営業日へ短縮し、配賦作業は2時間から5分へと95%削減を実現。「Loglass 経営管理」のレポート機能で経営報告資料を直接出力でき、見たいデータだけを切り出す運用が可能になりました。事業部からは数字の明細レベルでの相談が増え、ドリルダウンで内訳を確認しながらの深い議論が日常化。全社的に収益意識が高まり、データを元にした意思決定ができる体制へ進化しています。

配賦作業時間

95%削減

2時間 → 5分。基準を選んで実行するだけ

月次締め作業期間

3日 → 0.5日

管理会計の速報性が大幅に向上

お話を伺った方

GO株式会社

経営企画

川嶋 様

GO株式会社

経営企画

長谷川 様

実績ファイルは数万KB。データの肥大化・複雑化・属人化の三重苦で月次処理をこなすだけで精一杯だった。

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ー Loglass導入の背景と、当時の課題について教えてください。  

川嶋様:Loglassを導入したきっかけは、予実管理業務が複雑化・属人化していたことでした。弊社は2社が事業統合してできた会社で、複数のサービスを持っています。ビジネスモデルの異なる複数の事業の予実管理をExcelで行おうとするとシートも数式も複雑になってしまい、数字が積み重なったファイルはまるでサグラダファミリアのようでした。

さらに、過去からの実績推移をExcelファイルで表現しようとすると、毎月の実績データを継ぎ足していくことになり、ファイルサイズは月を重ねるごとに肥大化。最終的には数万KBにもなっていました。貸与されているパソコンでは処理が追い付かず、作業効率の悪さにストレスを感じていましたね。

これに輪をかけて負荷をかけていたのが、社内での度重なる組織変更です。これは会社の状況に合わせて最適な体制を見つけるための好ましい変更ですが、私たちはいかに予実管理をシステマティックに実現するかを考える立場です。組織変更があるたびに事業部と紐づけた実績データをどう組み替えたらよいか、多々悩みました。

そもそも予実の集計ロジックが複雑なので、「明日までに数字を出せる?」と言われても、ローデータに戻って、新しくピボットテーブルを組んで、データを加工して、数字の整合性をチェックする工数がかさみ対応が難しい場面もあり、経営が求めているスピードに追いつけず、歯がゆさがありました。

「システムで再現性のないロジックは適正か」自社の管理会計のあるべき姿を見直すきっかけに

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ーどのような観点でシステムを検討されましたか。

川嶋様:1点目は「事業責任者がいつでも実績を見られる状態」が作れるかどうかでした。事業責任者がいつでも実績を見られる環境を提供できれば、事業の収益性に対する感度が上がり、データを元にした意思決定がよりできるようになると考えていました。そのため、急いでいる時でもデータを確認しやすく、直感的に操作できるシステムを探しました。LoglassならUIもわかりやすく、管理会計に馴染みのない事業責任者でも使いやすいと思いました。

2点目に、「マスタ更新の手軽さ」も重要なポイントでした。Loglassは組織マスタの部署を変更するだけで、紐付いている予実データも瞬時に変更することができる。とても簡単ですよね。

最後に、「ユーザーの権限設定ができる」ことです。各部署の責任者や担当者にアカウントを配布する想定だったので、ユーザーごとに閲覧できるデータをコントロールできることは今後の会社のフェーズを考えた時に必須条件でした。

ーLoglassを導入する際に苦労したことがあれば教えてください。 

川嶋様:これまでExcelで行っていた、実績の集計や配賦に関わる複雑な計算をどこまでLoglassで再現するかの意思決定には悩みました。

どんなに細かな点に配慮されたロジックであっても、毎月の運用に耐えないようでは、速報性が失われますし計算過程でのヒューマンエラーも起こりやすくなります。

そこで、「システムで再現性のない今のロジックは適正な運用ではない」と考えを変えることにしました。

「管理会計のあるべきは何か」という問いに立ち返り、各事業部門と合意形成を重ね、できる限り配賦のロジックをスリム化させていきました。

システムで再現できないような運用をずっとやっていくのは限界がありますし、属人化やミスの温床になってしまうと考えたからです。
この意思決定を行ったことでデータも軽くなり、実務の負担も軽減されました。

また、Loglassを導入したばかりのころは、管理すべき数値の最適な粒度が分からず、勘定科目を細かく設定しすぎて、結果的に省けたはずの管理コストがかかってしまいました。これからシステムを導入する方にはまず「今最低限どんな数字が必要か」という整理から始めることをおすすめしたいです。

社内の数字意識も高まり議論が活発化。さらに配賦作業時間の95%削減を実現。

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ーLoglassを導入して、良かった点はありましたか。

長谷川様:データが常に可視化されているところですね。これまでは事業責任者から求められたデータをExcelで加工して共有してましたが、Loglassのようなクラウドシステムだと、事業責任者に自分の好きなタイミングでデータを好きな切り口で閲覧してもらうことができます。

川嶋様:全社的に収益に対する意識が高まったことです。これまでは、事業部から売上やコストといった数字の全体感に関する相談が多かったのですが、Loglassを導入してからは数字の明細に関する相談が増えました。Loglassは実績値をクリックすれば、さらにドリルダウンをして明細を見ることができるので、数字の内訳や数字の内容や分析に関するさらに深い会話ができています。

ー業務効率化という点でも効果はありましたか。

川嶋様:はい。かつて3営業日かかっていた締め作業が、0.5~1営業日まで短縮しました。特にLoglassの配賦作業は簡単で「配賦基準を選択して実行ボタンを押すだけ」で完結するので、2時間かかっていた作業が5分で終わるようになりました。

また経営報告資料に載せたい数字を簡単に出力できるようにもなりました。Loglassのレポート機能を使えば数字の切り口を自由に設定できるので、見たいデータだけを切り出すことができます。今まで手作業でコピー&ペーストしたり、行を削除して数式が壊れたものを修正したりしていたので、すごく快適です。

使い方のレクチャーもLoglassのマニュアルを作成して配布するだけ。それだけで皆問題なく使えていたので、それだけ触りやすいUIなのだと思います。

ーどんな企業にLoglassをおすすめできますか?  

川嶋様:事業が多角化してくるとExcel管理ではカバーできない部分が増えてくるので、事業やプロジェクト数が増えてきた企業におすすめです。また経営管理に関わる業務が属人化している企業にも向いているシステムだと思います。

長谷川様:上場を目指している企業にマッチするシステムだと思います。上場を見据えているのであれば、業績が正しく管理できていることを証明しなくてはならない場面が出てくると思うので、業績管理に課題感がある企業におすすめです。

※data.ai by Sensor Tower調べ - タクシー配車関連アプリにおける、日本国内ダウンロード数(App Store/Google Play合算値) - 調査期間:2020年10月1日~2024年6月30日

Q&A

事業統合や組織変更が多い企業にも適していますか?
組織マスタの部署を変更するだけで紐づく予実データが瞬時に追従するため、組織改編の多い企業でも追加作業を最小化できます。事業多角化・プロジェクト数増加にも対応可能です。
事業責任者にもアカウントを配布する想定で導入できますか?
ユーザー権限設定で閲覧可能なデータを細かくコントロールできます。事業責任者がいつでも実績を見られる環境を整えることで、データに基づく意思決定の促進が可能です。
Excelの複雑な配賦ロジックはそのまま移行すべきですか?
システムで再現性のないロジックは見直すきっかけになります。管理会計のあるべき姿に立ち返って配賦ロジックをスリム化することで、運用負担とヒューマンエラーの両方を削減できます。

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