中央日本土地建物株式会社

200物件の予実差異分析・配賦が瞬時に完了。作業から解放され、収益性を追及するステージへ

建設・不動産
従業員数
301〜1,000名

1954年の設立以来、総合不動産会社として、オフィスビルや住まいの開発、不動産ソリューション、不動産投資・資産運⽤、ゴルフ事業などグループで幅広く展開する中央日本土地建物様。「変化の潮流に挑戦し、期待を超える価値を共創する」というビジョンを掲げ、事業ごとに積極的な成長投資を行っています。

今回、経営管理システム「Loglass」を導入いただいたのは同社の賃貸事業企画部。予実管理における同社の課題は「管理件数の多さ」だったそうです。200件もの物件データをExcelで管理しており、収支表の作成に多大な時間がかかっていたため、収益予測の正確性も担保できない状況だったと言います。

今回は賃貸事業企画部の高橋様・石原様・梅村様に、Loglassを導入した経緯や活用方法、その効果をお聞きしました(2024年9月取材)。

お話を伺った方

執行役員 賃貸事業企画部 担当(副) 兼 賃貸事業企画部長 高橋 勝巳 様

賃貸事業企画部 次長 石原 剛 様

賃貸事業企画部 リーダー 梅村 由美子 様

POINT

物件数に比例して集計負担が増加。Excelの限界に直面

ー 賃貸事業企画部における皆様の役割について教えてください。

高橋様:5年ほど前から賃貸事業部門における経営管理を担当しています。それまでは不動産ソリューション事業や都市開発事業を中心に携わっていました。その後は、新規開発物件の開業準備業務を担当し、今年4月に新設された賃貸事業企画部に配属されて現在に至ります。 

石原様:私も賃貸事業企画部に所属しています。前身となる部署にて物件のマネジメント業務と賃貸事業全体の予実管理の取りまとめを担当していました。本部署に配属されてからも引き続き予実管理を担当し、Loglassの導入プロジェクトも進めています。 

梅村様:私も同部署に所属しています。最初は事務職としてExcelの調整などのサポートを行っていましたが、2年前に基幹職に転換してからは予実管理など、より深いところにも携わるようになりました。

ー Loglass導入を検討した当時、どのような課題があったのでしょうか。

石原様:当時は、賃貸事業部門で所管するすべての物件の数値情報をExcelで管理していました。前年実績など収支作成に必要な基礎データを経理部門から取り寄せ、各物件のアセットマネージャー(物件の資産管理・運用担当者)に固有の数値情報を入力してもらい、それを集計・補正して、経営層に報告していました。アセットマネージャーの担当物件数は一人あたり10を超えており、合計すると約200物件あります。

しかし、我々が展開した入力用フォーマットが報告時に変わってしまっていたり、手入力等の結果、集計値と月次の合計値が合わなかったりなど、1つ1つは小さなことですが、事務負担やヒューマンエラーの修正作業が重なると、どうしてもフラストレーションが溜まります。そのため、予実管理を効率化して、計画や戦略の精査といった本質的な業務に注力できる――そんな経営管理の体制を作りたいと考えていました。

高橋様: 当時は予実管理が属人的でした。たとえフォーマットがあっても、その関数がどのように組まれているかは石原と梅村にしかわからない。物件数に比例して集計負担が重くなっていく様子は前部署時代にも横から見ていましたが、現部署へ異動し、より大変さを実感して「これは何とかしなければいけない」と強く危機感を持ちました。

石原様:予実管理を効率化させる必要性は常に感じていました。ただ、部署の新設前は物件管理も兼務していたので、解決策を考える余裕が無かったのも事実です。部署が新設されてからは、予実管理体制そのものを見直す役割に専念でき、その時にLoglassを紹介されました。

ー Loglassを知ったのは、紹介がきっかけだったのですね。

石原様:はい。システム部門から紹介されました。「予実管理のシステムの話を聞くので一緒に来てくれ」と担当役員から声をかけられましたが、正直当時は「予実管理システム」について詳しくなかったのが本音です。しかし実際にLoglassを見ると、操作画面がシンプルかつデータの入出力もしやすいことが分かり、商談の中で「これは使いやすそう」と感じました。
 

高橋様:担当役員は前職でシステム部門のマネジメントを経験しており、その役員が「Loglassは優れていて、使いやすい!」と言うのであれば、機能性だけでなく、システム的な側面でも安心できると思いました。

私自身も当時はログラスさんの社名すら知りませんでしたが、話を聞く中で、業務の効率化はもちろん、パッケージシステムで設定を複雑に作り込む必要がなく、早期に導入できる点が魅力的だと感じました。にもかかわらず必要なカスタマイズにも柔軟に対応できます。「これしかない」と確信し、Loglassの導入を決定しました。

 

初めてのシステム導入でも、不安はすぐに解消

ー データレイクプロジェクトと並行して導入いただいたとのことですが、導入を社内に通すうえでの苦労はありましたか。

石原様:特に大きな苦労はありませんでした。データレイクプロジェクトはDX部門が中心となって約2年前に始動したプロジェクトです。当社グループでは各社・各部が多様なデータをさまざまなフォーマットで保有しており、データが散在していることが課題でした。これを集約することで、社員が情報にすぐアクセスできる環境を構築することが、本プロジェクトの目的です。

このような背景があったので、もしLoglassの管理範囲がデータレイクと重複してしまうと、全社的なデータ管理に混乱を招く可能性がありました。ただ、Loglassのカスタマーサクセス担当の方から説明を伺っていくうちに、両システムが重複することなく、それぞれが補完し合いながら役割を分担できることが次第に明確になってきました。

上長や経営層には「データレイクは“収集したデータを見て、活用する”ためのものであり、その前段階で“正しいデータを集め、整理する”のがLoglassです」と説明しました。したがって、両プロジェクトがバッティングすることはありません。むしろLoglassを使用することで、データレイクに流すデータの正確性が担保されるので、全体のデータがより扱いやすくなることも併せて説明しました。

また、データレイクは全社的なデータを一括して閲覧することができます。経営層にとっては有用ですが、部門単位で数字を深掘りすることが現時点では難しい。その点、Loglassはドリルダウンして詳細な数字を確認できるため、部門内で有効に活用できると考えました。

高橋様:プロジェクトが一段落してからLoglassを導入するという選択肢もありましたが、データレイクが完成するには2~3年かかる想定のため、できるだけ早くシステムを導入した方が良いと判断しました。早く導入することで、データレイクの要件定義にもフィードバックできるからです。

 

ー Loglassを導入するプロセスでの苦労があれば、教えてください。  

石原様:「導入決定から4ヶ月で計数計画まで作れるようにする」という目標で進めていましたが、私自身はシステム導入の経験がなく、ちゃんと導入できるのか、そして効果が出るのか、とても不安でした。

しかし、Loglassのカスタマーサクセスの方々が毎週手厚くサポートしてくださり、明確かつ分かりやすく導入の勘所を提案していただいたおかげで、無事に予定通り進めることができました。何よりレスポンスが早い。おかげで定例会議を待たずに作業を進められ、不安もすぐに払拭できたので、本当に感謝しています。

梅村様:定例会議はリモートでしたが、ログラスの皆さんには温かみがありますよね。いつも和やかにコミュニケーションが取れ、意思疎通がとてもスムーズでした。例えば、当社では賃貸管理システムと会計システムの2つを併用していたために帳票が入れ乱れていたのですが、その扱いについて的確なアドバイスをいただきました。それをもとに会計システムのベンダーとも調整を行い、それぞれの科目を両立しながら取り込めるように設定できたので、導入はスムーズに進んだと思います。

石原様:会計システムには全社的な数字が、賃貸管理システムには日常的な細かい数字がありました。それぞれ数字の粒度は異なっていましたが、Loglassで両方のデータをうまく集約したいと考えていました。二重計上を懸念していたものの、Loglass上での取込設定を工夫すれば重複したデータを取り除けるとアドバイスいただきました。思ったよりも簡単に対応できたので、驚きましたね。

普通のシステムにはない「やさしさ」。作業から解放され、本質的な戦略を議論できる未来へ

ー Loglassを導入して良かった点、成果はありましたか。   

石原様:「作業するだけの時間」が一瞬で終わるようになりました。これまでのやり方では、Excelで 200の物件に予算配賦する作業がとても大変で、補正やエラー確認などを含めると1~2日はかかっていました。また、Excelを組み替える負担が大きく、予算配賦の方法も物件単位ではなく、部署単位での対応が限界でした。でもLoglassなら物件単位の予算配賦が一瞬で完了します。上がっているデータをそのまま出すだけなので、時間短縮という言葉では足りないくらいです。

 また、予実差異の帳票に関しても一瞬で出力できるようになりました。おかげで、差異要因の分析や計画精度の調整など、本質的な業務により多くの時間を割けるようになりました。Loglassはまるで頼れる同僚のよう。作業人数が2人から3人になったような心強さを感じています。

高橋様:あと設計も優しいですよね。元々、世の中のシステムは理解した人しか受け付けないような硬いイメージを持っていましたが、Loglassは柔らかくて親しみやすい印象です。UIやUXも、自然と皆が集まってつい触りたくなるようなデザインだと感じています。

 

ー 他部署や経営層からの反響はいかがでしたか。

梅村様:システム部門や役員にデモを行った際、皆が前のめりで「すごい」と評価してくれました。私たち自身もLoglassの素晴らしさを実感していますが、特に本件を紹介したシステム部門は非常に嬉しかったようです。

石原様:以前から「物件単位で帳簿を管理できれば理想的」といった期待感は関係部署からもあったんですよね。特にシステム部門や経営層からは「IT投資管理を検討したい」「管理会計を強化したい」といった話が出ていたため、その流れで「Loglassを応用して使いたい」という声も上がっています。

高橋様:毎月の計数や実績を経営に報告するのは私の役目ですが、報告できる数字のタイムラグが無くなり、自信を持ってリアルタイムに数字を提示できるようになりました。Loglassのおかげです。

ーLoglassのおすすめの機能があれば教えてください

石原様:私は、ファイルのフォーマットに合わせてデータを取り込める「取込設定」がとても気に入っています。「何行目にこれがあり、これは除外する」という情報がすぐに理解できて、まるでシステムと対話しているかのようでした。直感的にも理解できるUIには本当に感動しました。
 

梅村様:私はレポート機能が特に気に入っています。Loglassから欲しい帳票を直接出力できるので、非常に楽になりました。出力後にも作業が控えている中で、出力自体が簡単になったのは助かりましたし、この機能を知ったときはテンションが上がりました。

石原様:帳票を「あとは貼るだけ」の状態で出力できるのは、驚くほど便利ですよね。

 

ー今後、Loglassを使ってどのようなことをしていきたいですか?

石原様:これまでは部署単位で行っていた月次の予実確認を、今後は物件単位でタイムリーに行いたいと考えています。アセットマネジメントの担当者と連携しながら、「取引先ごとの成果はどうか」「どうやって収益性高めていくか」といった、より深い議論に割ける時間が増えるようになることが嬉しいですね。

また、Loglassはシステムアップデートが非常に早く、毎日のように新しい機能が追加されていますよね。これからも新機能には期待していますし、要望があればこちらからも積極的にお伝えしたいです。

ーどんな企業にLoglassをおすすめしたいですか?

石原様:Loglassは不動産賃貸業と非常に相性の良いシステムだと思います。不動産は管理する変数が非常に多いため、物件数が増えてくると、各物件を多様な切り口でグルーピングして収益性等を検証することが重要になります。しかし、Excelではグルーピングの設定が柔軟にできず、数字の詳細をドリルダウンして確認するのも難しい状況でした。

その点、Loglassは部署、エリア、用途ごとなど柔軟にグルーピングを変更できるため、多面的な管理が必要な事業を有する企業には特に適していると感じます。まだ導入して間もないですが、短い期間で十分期待通りの効果を実感できていますので、今後もさらに活用していきたいです。

中央日本土地建物株式会社

200物件の予実差異分析・配賦が瞬時に完了。作業から解放され、収益性を追及するステージへ

業種
建設・不動産
従業員数
301〜1,000名
公開日
2025-03-11
中央日本土地建物株式会社
業界
建設・不動産
導入サービス
Loglass 経営管理
従業員数
301〜1,000名
Loglass導入の背景と効果
課題
決め手
効果

物件数に比例して集計負担が増加。Excelの限界に直面

ー 賃貸事業企画部における皆様の役割について教えてください。

高橋様:5年ほど前から賃貸事業部門における経営管理を担当しています。それまでは不動産ソリューション事業や都市開発事業を中心に携わっていました。その後は、新規開発物件の開業準備業務を担当し、今年4月に新設された賃貸事業企画部に配属されて現在に至ります。 

石原様:私も賃貸事業企画部に所属しています。前身となる部署にて物件のマネジメント業務と賃貸事業全体の予実管理の取りまとめを担当していました。本部署に配属されてからも引き続き予実管理を担当し、Loglassの導入プロジェクトも進めています。 

梅村様:私も同部署に所属しています。最初は事務職としてExcelの調整などのサポートを行っていましたが、2年前に基幹職に転換してからは予実管理など、より深いところにも携わるようになりました。

ー Loglass導入を検討した当時、どのような課題があったのでしょうか。

石原様:当時は、賃貸事業部門で所管するすべての物件の数値情報をExcelで管理していました。前年実績など収支作成に必要な基礎データを経理部門から取り寄せ、各物件のアセットマネージャー(物件の資産管理・運用担当者)に固有の数値情報を入力してもらい、それを集計・補正して、経営層に報告していました。アセットマネージャーの担当物件数は一人あたり10を超えており、合計すると約200物件あります。

しかし、我々が展開した入力用フォーマットが報告時に変わってしまっていたり、手入力等の結果、集計値と月次の合計値が合わなかったりなど、1つ1つは小さなことですが、事務負担やヒューマンエラーの修正作業が重なると、どうしてもフラストレーションが溜まります。そのため、予実管理を効率化して、計画や戦略の精査といった本質的な業務に注力できる――そんな経営管理の体制を作りたいと考えていました。

高橋様: 当時は予実管理が属人的でした。たとえフォーマットがあっても、その関数がどのように組まれているかは石原と梅村にしかわからない。物件数に比例して集計負担が重くなっていく様子は前部署時代にも横から見ていましたが、現部署へ異動し、より大変さを実感して「これは何とかしなければいけない」と強く危機感を持ちました。

石原様:予実管理を効率化させる必要性は常に感じていました。ただ、部署の新設前は物件管理も兼務していたので、解決策を考える余裕が無かったのも事実です。部署が新設されてからは、予実管理体制そのものを見直す役割に専念でき、その時にLoglassを紹介されました。

ー Loglassを知ったのは、紹介がきっかけだったのですね。

石原様:はい。システム部門から紹介されました。「予実管理のシステムの話を聞くので一緒に来てくれ」と担当役員から声をかけられましたが、正直当時は「予実管理システム」について詳しくなかったのが本音です。しかし実際にLoglassを見ると、操作画面がシンプルかつデータの入出力もしやすいことが分かり、商談の中で「これは使いやすそう」と感じました。
 

高橋様:担当役員は前職でシステム部門のマネジメントを経験しており、その役員が「Loglassは優れていて、使いやすい!」と言うのであれば、機能性だけでなく、システム的な側面でも安心できると思いました。

私自身も当時はログラスさんの社名すら知りませんでしたが、話を聞く中で、業務の効率化はもちろん、パッケージシステムで設定を複雑に作り込む必要がなく、早期に導入できる点が魅力的だと感じました。にもかかわらず必要なカスタマイズにも柔軟に対応できます。「これしかない」と確信し、Loglassの導入を決定しました。

 

初めてのシステム導入でも、不安はすぐに解消

ー データレイクプロジェクトと並行して導入いただいたとのことですが、導入を社内に通すうえでの苦労はありましたか。

石原様:特に大きな苦労はありませんでした。データレイクプロジェクトはDX部門が中心となって約2年前に始動したプロジェクトです。当社グループでは各社・各部が多様なデータをさまざまなフォーマットで保有しており、データが散在していることが課題でした。これを集約することで、社員が情報にすぐアクセスできる環境を構築することが、本プロジェクトの目的です。

このような背景があったので、もしLoglassの管理範囲がデータレイクと重複してしまうと、全社的なデータ管理に混乱を招く可能性がありました。ただ、Loglassのカスタマーサクセス担当の方から説明を伺っていくうちに、両システムが重複することなく、それぞれが補完し合いながら役割を分担できることが次第に明確になってきました。

上長や経営層には「データレイクは“収集したデータを見て、活用する”ためのものであり、その前段階で“正しいデータを集め、整理する”のがLoglassです」と説明しました。したがって、両プロジェクトがバッティングすることはありません。むしろLoglassを使用することで、データレイクに流すデータの正確性が担保されるので、全体のデータがより扱いやすくなることも併せて説明しました。

また、データレイクは全社的なデータを一括して閲覧することができます。経営層にとっては有用ですが、部門単位で数字を深掘りすることが現時点では難しい。その点、Loglassはドリルダウンして詳細な数字を確認できるため、部門内で有効に活用できると考えました。

高橋様:プロジェクトが一段落してからLoglassを導入するという選択肢もありましたが、データレイクが完成するには2~3年かかる想定のため、できるだけ早くシステムを導入した方が良いと判断しました。早く導入することで、データレイクの要件定義にもフィードバックできるからです。

 

ー Loglassを導入するプロセスでの苦労があれば、教えてください。  

石原様:「導入決定から4ヶ月で計数計画まで作れるようにする」という目標で進めていましたが、私自身はシステム導入の経験がなく、ちゃんと導入できるのか、そして効果が出るのか、とても不安でした。

しかし、Loglassのカスタマーサクセスの方々が毎週手厚くサポートしてくださり、明確かつ分かりやすく導入の勘所を提案していただいたおかげで、無事に予定通り進めることができました。何よりレスポンスが早い。おかげで定例会議を待たずに作業を進められ、不安もすぐに払拭できたので、本当に感謝しています。

梅村様:定例会議はリモートでしたが、ログラスの皆さんには温かみがありますよね。いつも和やかにコミュニケーションが取れ、意思疎通がとてもスムーズでした。例えば、当社では賃貸管理システムと会計システムの2つを併用していたために帳票が入れ乱れていたのですが、その扱いについて的確なアドバイスをいただきました。それをもとに会計システムのベンダーとも調整を行い、それぞれの科目を両立しながら取り込めるように設定できたので、導入はスムーズに進んだと思います。

石原様:会計システムには全社的な数字が、賃貸管理システムには日常的な細かい数字がありました。それぞれ数字の粒度は異なっていましたが、Loglassで両方のデータをうまく集約したいと考えていました。二重計上を懸念していたものの、Loglass上での取込設定を工夫すれば重複したデータを取り除けるとアドバイスいただきました。思ったよりも簡単に対応できたので、驚きましたね。

普通のシステムにはない「やさしさ」。作業から解放され、本質的な戦略を議論できる未来へ

ー Loglassを導入して良かった点、成果はありましたか。   

石原様:「作業するだけの時間」が一瞬で終わるようになりました。これまでのやり方では、Excelで 200の物件に予算配賦する作業がとても大変で、補正やエラー確認などを含めると1~2日はかかっていました。また、Excelを組み替える負担が大きく、予算配賦の方法も物件単位ではなく、部署単位での対応が限界でした。でもLoglassなら物件単位の予算配賦が一瞬で完了します。上がっているデータをそのまま出すだけなので、時間短縮という言葉では足りないくらいです。

 また、予実差異の帳票に関しても一瞬で出力できるようになりました。おかげで、差異要因の分析や計画精度の調整など、本質的な業務により多くの時間を割けるようになりました。Loglassはまるで頼れる同僚のよう。作業人数が2人から3人になったような心強さを感じています。

高橋様:あと設計も優しいですよね。元々、世の中のシステムは理解した人しか受け付けないような硬いイメージを持っていましたが、Loglassは柔らかくて親しみやすい印象です。UIやUXも、自然と皆が集まってつい触りたくなるようなデザインだと感じています。

 

ー 他部署や経営層からの反響はいかがでしたか。

梅村様:システム部門や役員にデモを行った際、皆が前のめりで「すごい」と評価してくれました。私たち自身もLoglassの素晴らしさを実感していますが、特に本件を紹介したシステム部門は非常に嬉しかったようです。

石原様:以前から「物件単位で帳簿を管理できれば理想的」といった期待感は関係部署からもあったんですよね。特にシステム部門や経営層からは「IT投資管理を検討したい」「管理会計を強化したい」といった話が出ていたため、その流れで「Loglassを応用して使いたい」という声も上がっています。

高橋様:毎月の計数や実績を経営に報告するのは私の役目ですが、報告できる数字のタイムラグが無くなり、自信を持ってリアルタイムに数字を提示できるようになりました。Loglassのおかげです。

ーLoglassのおすすめの機能があれば教えてください

石原様:私は、ファイルのフォーマットに合わせてデータを取り込める「取込設定」がとても気に入っています。「何行目にこれがあり、これは除外する」という情報がすぐに理解できて、まるでシステムと対話しているかのようでした。直感的にも理解できるUIには本当に感動しました。
 

梅村様:私はレポート機能が特に気に入っています。Loglassから欲しい帳票を直接出力できるので、非常に楽になりました。出力後にも作業が控えている中で、出力自体が簡単になったのは助かりましたし、この機能を知ったときはテンションが上がりました。

石原様:帳票を「あとは貼るだけ」の状態で出力できるのは、驚くほど便利ですよね。

 

ー今後、Loglassを使ってどのようなことをしていきたいですか?

石原様:これまでは部署単位で行っていた月次の予実確認を、今後は物件単位でタイムリーに行いたいと考えています。アセットマネジメントの担当者と連携しながら、「取引先ごとの成果はどうか」「どうやって収益性高めていくか」といった、より深い議論に割ける時間が増えるようになることが嬉しいですね。

また、Loglassはシステムアップデートが非常に早く、毎日のように新しい機能が追加されていますよね。これからも新機能には期待していますし、要望があればこちらからも積極的にお伝えしたいです。

ーどんな企業にLoglassをおすすめしたいですか?

石原様:Loglassは不動産賃貸業と非常に相性の良いシステムだと思います。不動産は管理する変数が非常に多いため、物件数が増えてくると、各物件を多様な切り口でグルーピングして収益性等を検証することが重要になります。しかし、Excelではグルーピングの設定が柔軟にできず、数字の詳細をドリルダウンして確認するのも難しい状況でした。

その点、Loglassは部署、エリア、用途ごとなど柔軟にグルーピングを変更できるため、多面的な管理が必要な事業を有する企業には特に適していると感じます。まだ導入して間もないですが、短い期間で十分期待通りの効果を実感できていますので、今後もさらに活用していきたいです。

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