BASE株式会社

素早く正確な予算策定プロセスを実現し、ダブルチェックは不要に。管理会計の基盤構築に取り組む急成長企業におすすめしたいツール

IT・インターネット
従業員数
1〜300名

「Payment to the People, Power to the People.」をミッションに掲げ決済や金融の簡易化に取り組むBASE様。2012年に設立され、個人や小規模事業向けのネットショップ作成サービス「BASE」等を提供し、2019年には当時の東証マザーズに上場した急成長企業です。その中で経営管理・財務分析の領域を担うFP&Aグループが編成されることになり、以前のように少人数で経営管理業務を担当するのではなく、チームで管理する体制へ移行する必要がありました。急成長の裏で、人数が増えたことによるオペレーションミスを防ぐ必要があったなか、それらのミスを防ぐためのリソースも十分に割けない状況でした。その課題を解消するため、「Loglass」を導入いただきました。今回は、その導入に至る過程を同社FP&A Groupの小野川様と野口様に伺いました。

お話を伺った方

Finance Section FP&A Group(経営企画部) 小野川様

Finance Section FP&A Group(経営企画部) 野口様

POINT

組織の人数が増えることで、スプレッドシート上の単純なミスやそれに伴う修正コストが課題になっていた

ーLoglass導入の背景、導入当時の課題について教えてください。

小野川様:当時、弊社は急速にメンバーが増え、業務が急拡大していました。経営管理業務に関しても例外ではなく、それまで少人数でやっていたところからFP&Aのチームとして行う体制になりました。これまでは一つのスプレッドシートで数値管理していて、そのシートを利用する人数も少なかった。ですが、体制変更により利用する人数が増えてきて、「この関数はどうなっているんだっけ」など属人的に管理していたゆえの混乱が生じてしまいました。また、正確性を上げるために細かくデータをチェックした結果、詳しい予実差異分析のための時間がなくなり、課題発見が遅れてしまうこともありました。本当は正確な数値データで、予実差異をしっかり分析したいと考えていましたし、経営層からもそれを求められていました。そのため、まずはミスを無くして素早くレポートを作成できるようなツール、システムを探していました。

ー Loglass導入の決め手はなんだったのでしょう。

野口様:正確性を担保しつつ、業務スピードをアップできるようになるのではないかという点です。加えてスプレッドシートを使っていたので、スプレッドシートで作成した予算をLoglassに直接連携できる点も、事業部の負荷を増やさずに移行できるという点で大きかったです。細かい点では、Loglassを起動して「一覧」をクリックすれば、取引先がドリルダウンで閲覧できるところも良いですね。補助科目についても、ドリルダウンで参照できるところも長所だと思います。

Finance Section FP&A Group(経営企画部) 小野川様

正確性を担保しつつ、予算差異の本来の要因を探れるようになった

ー Loglass導入後の効果はいかがでしょうか。

野口様:データを集計するスピードは非常に上がりました。これまで事業ごとの予算を突合することに多くの時間を要していました。また、突合後の資料作成までの期間が短いため、正確性を担保しながらスピーディーに作成しなければいけません。正確性のチェックに時間を掛けすぎると今度は予算差異の本来の要因を見つけられなくなってしまう。ですから、Loglass導入によって問題なくデータを集計でき、ミスチェックの負担が減ったのは大きかったですね。

小野川様:Loglassの機能にある、科目別の取引先データが一覧表示できるのも大きいです。取引先の予算集計は、フォーマットがバラバラになってしまいがちですし、取引先データは各事業部が持っていますが、これまでだと一つ一つ各事業部のスプレッドシートを見にいかないといけませんでした。しかしLoglassを導入したことで、すぐに一覧で表示させることができるようになりました。

ー 導入してから気付いたメリットはありますか?

野口様:配賦機能です。財務会計上と管理会計上で部門の対象が違う費用があり、「財務会計上はA事業で計上しているが、管理会計上はB事業の費用として管理したい」ということがありました。Loglassの配賦機能なら、その一部をA事業からB事業に変えることが容易にできる点も魅力でした。

小野川様:カスタマーサポートがしっかりしているところもメリットに感じています。我々が抱える課題意識に対し、ログラスの方々には真摯に対応していただいています。やりたいことが出てきた際に、機能の有無ではなく、目的ベースで実現する方法を考えてくださいます。また、メールではなくSlackで質問ができるので、分からないことが出てきても気軽に解消することができています。

成長企業だけではなく、大企業にも導入をおすすめしたい

ー どんな企業にLoglassをおすすめできますか。

野口様複数の事業を持つ会社にはおすすめしたいです。事業を拡大していきたい企業や、あるいは事業を横展開していきたい企業は、管理会計作業の煩雑さが増し、ミスも起きやすくなっていると思います。そういった企業にとっては、すごく合っているツールなのではないかと思います。

小野川様:かなり大きい組織でも、ごく少数で経営管理の切り盛りしているところはあると思います。その方たちの負担は相当大きいと思いますし、その負荷を和らげるという意味でもLoglassをおすすめしたいですね。ですから、いわゆる成長企業だけでなく、大企業でも活用できるのではないかと思います。

左:Finance Section FP&A Group(経営企画部) 野口様、右:Finance Section FP&A Group(経営企画部) 小野川様

予算策定の方法とポイントにに関する記事はこちらもぜひご覧ください。

予算策定のポイントを解説!

BASE株式会社

素早く正確な予算策定プロセスを実現し、ダブルチェックは不要に。管理会計の基盤構築に取り組む急成長企業におすすめしたいツール

業種
IT・インターネット
従業員数
1〜300名
公開日
2025-02-21
BASE株式会社
業界
IT・インターネット
導入サービス
Loglass 経営管理
従業員数
1〜300名
Loglass導入の背景と効果
課題
決め手
効果

組織の人数が増えることで、スプレッドシート上の単純なミスやそれに伴う修正コストが課題になっていた

ーLoglass導入の背景、導入当時の課題について教えてください。

小野川様:当時、弊社は急速にメンバーが増え、業務が急拡大していました。経営管理業務に関しても例外ではなく、それまで少人数でやっていたところからFP&Aのチームとして行う体制になりました。これまでは一つのスプレッドシートで数値管理していて、そのシートを利用する人数も少なかった。ですが、体制変更により利用する人数が増えてきて、「この関数はどうなっているんだっけ」など属人的に管理していたゆえの混乱が生じてしまいました。また、正確性を上げるために細かくデータをチェックした結果、詳しい予実差異分析のための時間がなくなり、課題発見が遅れてしまうこともありました。本当は正確な数値データで、予実差異をしっかり分析したいと考えていましたし、経営層からもそれを求められていました。そのため、まずはミスを無くして素早くレポートを作成できるようなツール、システムを探していました。

ー Loglass導入の決め手はなんだったのでしょう。

野口様:正確性を担保しつつ、業務スピードをアップできるようになるのではないかという点です。加えてスプレッドシートを使っていたので、スプレッドシートで作成した予算をLoglassに直接連携できる点も、事業部の負荷を増やさずに移行できるという点で大きかったです。細かい点では、Loglassを起動して「一覧」をクリックすれば、取引先がドリルダウンで閲覧できるところも良いですね。補助科目についても、ドリルダウンで参照できるところも長所だと思います。

Finance Section FP&A Group(経営企画部) 小野川様

正確性を担保しつつ、予算差異の本来の要因を探れるようになった

ー Loglass導入後の効果はいかがでしょうか。

野口様:データを集計するスピードは非常に上がりました。これまで事業ごとの予算を突合することに多くの時間を要していました。また、突合後の資料作成までの期間が短いため、正確性を担保しながらスピーディーに作成しなければいけません。正確性のチェックに時間を掛けすぎると今度は予算差異の本来の要因を見つけられなくなってしまう。ですから、Loglass導入によって問題なくデータを集計でき、ミスチェックの負担が減ったのは大きかったですね。

小野川様:Loglassの機能にある、科目別の取引先データが一覧表示できるのも大きいです。取引先の予算集計は、フォーマットがバラバラになってしまいがちですし、取引先データは各事業部が持っていますが、これまでだと一つ一つ各事業部のスプレッドシートを見にいかないといけませんでした。しかしLoglassを導入したことで、すぐに一覧で表示させることができるようになりました。

ー 導入してから気付いたメリットはありますか?

野口様:配賦機能です。財務会計上と管理会計上で部門の対象が違う費用があり、「財務会計上はA事業で計上しているが、管理会計上はB事業の費用として管理したい」ということがありました。Loglassの配賦機能なら、その一部をA事業からB事業に変えることが容易にできる点も魅力でした。

小野川様:カスタマーサポートがしっかりしているところもメリットに感じています。我々が抱える課題意識に対し、ログラスの方々には真摯に対応していただいています。やりたいことが出てきた際に、機能の有無ではなく、目的ベースで実現する方法を考えてくださいます。また、メールではなくSlackで質問ができるので、分からないことが出てきても気軽に解消することができています。

成長企業だけではなく、大企業にも導入をおすすめしたい

ー どんな企業にLoglassをおすすめできますか。

野口様複数の事業を持つ会社にはおすすめしたいです。事業を拡大していきたい企業や、あるいは事業を横展開していきたい企業は、管理会計作業の煩雑さが増し、ミスも起きやすくなっていると思います。そういった企業にとっては、すごく合っているツールなのではないかと思います。

小野川様:かなり大きい組織でも、ごく少数で経営管理の切り盛りしているところはあると思います。その方たちの負担は相当大きいと思いますし、その負荷を和らげるという意味でもLoglassをおすすめしたいですね。ですから、いわゆる成長企業だけでなく、大企業でも活用できるのではないかと思います。

左:Finance Section FP&A Group(経営企画部) 野口様、右:Finance Section FP&A Group(経営企画部) 小野川様

予算策定の方法とポイントにに関する記事はこちらもぜひご覧ください。

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