コクヨ株式会社に、「Loglass AI IR」を提供開始

株式会社ログラス(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員CEO:布川 友也、以下「当社」)は、コクヨ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表者:取締役 代表執行役社長 黒田 英邦、以下「コクヨ」)に、IR特化型AIソリューション「Loglass AI IR」を提供開始したことをお知らせします。コクヨは、投資家面談における議事録作成の精度向上と、対話データの一元管理を目的に、本サービスの活用を開始しています。
■導入背景
コクヨは、1905年の創業以来、文具やオフィス家具などの製造・販売や空間デザイン、オフィス向け通販などを手がけ、「働く」「学ぶ」「暮らす」の領域で事業を展開しています。
近年、東京証券取引所が求める「資本コストや株価を意識した経営」への対応を背景に、上場企業では機関投資家との対話機会が増加しています。コクヨにおいても、こうした流れを受けてIRの重要性が高まり、投資家との対話をどう経営に活かすかが社内で重要な経営課題として位置づけられるようになっていました。
その一方で、資料作成や面談対応といった実行業務の負担は大きく、投資家面談への対応が一部の担当者に偏りやすい状況でした。
議事録作成では、面談後の確認や修正に一定の工数がかかっており、日本語と英語が混在する海外投資家との面談では、その負担がより大きくなっていました。さらに、作成後の議事録は複数のツールやフォルダに分散して保管されており、過去に投資家とどのような対話をしたかを振り返るには、相応の時間と労力を要する状況でした。
こうした背景から、コクヨは議事録作成の効率化を起点に、業務の属人化解消と投資家との対話データの一元管理を進めるため、IR業務に特化したAIソリューションの導入を検討しました。
■導入の決め手
コクヨが「Loglass AI IR」を導入した決め手は、以下の3点でした。
・IR業務に特化した議事録作成の精度と効率
日本語と英語が混在する投資家面談においても、IR特化型の生成AIが同社の高精度で議事録とQ&Aを自動作成し、録音の聞き直しや手作業での修正にかかる工数を削減できる点
・投資家との対話データの一元管理による属人化の解消
面談ごとの議事録やQ&Aを投資家単位で蓄積・検索でき、担当者の知見に依存せず、チーム全体で過去の対話の文脈を共有できる点
・投資家との対話データを起点にした活用範囲の広さ
議事録・Q&Aの自動作成にとどまらず、レポート機能や想定問答の作成など、蓄積した対話データを面談後の社内業務にも活用できる点
2025年7月の先行導入以降、コクヨでは投資家面談を「Loglass AI IR」に登録し、議事録とQ&Aの自動作成によって面談後の作業負担を軽減しています。また、レポート機能を活用した社内向けの面談報告書の作成や、エクスポートしたQ&Aをもとにした想定問答の作成など、対話データの活用範囲を広げています。
当社は、今後もコクヨにおける投資家との対話データの活用を支援し、IR活動の戦略的な実行をサポートしてまいります。
■コクヨ株式会社 ファイナンス&アカウンティング本部 ファイナンス統括部長 三浦様のコメント
当社は2015年の現社長就任以降、中長期的な経営視点に基づき投資家をはじめとするステークホルダーとの対話を重視してきました。しかし、注目度の高まりに伴いIR面談件数が増加し、議事録の作成・整理や経営フィードバックにかかる工数の大幅な増大が課題となっていました。
そこで「Loglass AI IR」を導入したところ、年間ピーク時には1人が終日追われていた面談後の作業工数が劇的に削減されました。さらに、面談内容の経営資料への反映も容易になり、経営フィードバックの活用が円滑化しました。その結果、IR戦略のブラッシュアップなど、より本質的な業務へリソースを集中できるようになりました。
■コクヨ株式会社
代表者:取締役 代表執行役社長 黒田 英邦
創業:1905年(明治38年)10月
所在地:大阪府大阪市北区大深町5番54号 グラングリーン大阪 パークタワー 14階
事業内容:文房具・オフィス家具の製造・仕入れ・販売、空間デザイン・コンサルテーション等
■「Loglass AI IR」について
当社が提供する「Loglass AI IR」は、IR活動(投資家向け広報活動)に関する情報(投資家情報・面談記録・開示資料・エンゲージメントデータ等)をAIを活用して自動収集し、一元化されたデータベース上でデータを管理・分析できるIR特化のAIソリューションです。議事録・Q&Aの自動作成や投資家別の対話傾向の可視化により、IR担当者の業務効率化と投資家対応の質向上を支援します。
