北海道エアポート株式会社

中期事業計画の達成に向け、データに基づく迅速な意思決定と投資管理の精緻化を推進し、収益率・投資回収率の向上へ

その他
従業員数
301〜1,000名

お話を伺った方

POINT

■ データに基づく迅速な意思決定を、経営戦略~戦術レベルまで浸透させることが求められていた

北海道エアポートは、「安全・安心の空港運営」という使命のもと、北海道内7空港(新千歳、稚内、釧路、函館、旭川、帯広、女満別)のターミナルビル等の運営事業、各空港の空港運営を担っています。 2023年11月には、2030年を目標とした「HAP2030ビジョン」を策定し、北方圏の空港運営のリーディングカンパニーとなることで、北海道を元気にし、未来に貢献する会社となることを目指しています。

ビジョン実現に向けた方針の一つとして、DXによる経営合理化を掲げており、 社内に散在するデータを一元管理するプラットフォームを構築することで、従来の表計算ソフトによる非効率なデータ収集・集計作業を解消し、データに基づく迅速な意思決定を、経営戦略レベルから日々の戦術レベルまで浸透させることが求められていました。

■ 中期事業計画の達成に向け、投資管理の精緻化により、収益率・投資回収率の向上を目指す

こうした理想を実現するために、北海道エアポートは、クラウド経営管理システム「Loglass」を導入しました。導入の決め手は、以下3点でした。

① 社内の情報格差を解消し、同じデータを見ながら戦略・戦術の議論や意思決定をするための「全社プラットフォーム」としての役割が期待できる

② 新たな機能開発を行なうことなく、多拠点・多事業型組織における複雑な収支管理を実現できる「高い柔軟性」を持ち合わせている

③ 経営管理業務の経験者を中心に構成されたカスタマーサクセスによる充実したシステム導入支援を受けつつ、将来の内外事業環境の変化にも、機動的なサポート対応が期待できる


Loglass導入後は、データドリブン経営を実現するとともに、中期事業計画の達成確度を高めるための投資管理を精緻化し、事業やサービスの収益率・投資回収率の向上を目指しています。当社は、北海道エアポートのよりよい経営管理体制の構築を引き続きサポートしてまいります。

■ 北海道エアポート株式会社 総合企画本部 企画部長 谷口 直弘 氏のコメント

予算策定の際に弊社においては現状Excelを用いて策定しておりますが、ヒューマンエラーが多く、予算策定プロセスの非効率・属人化が顕在化し、迅速性・正確性に欠く状況にありました。また管理会計については、各セグメントの指標を示す非財務情報が各署へ偏在しているため情報収集に時間がかかり、迅速な情報共有及び収集効率化の必要性が課題となっておりました。

これらの問題を解決すべくシステム検討を行っている中、Loglassであれば経営管理における経験豊富な方々のアドバイスが受けられ、稼働まで短期間で、かつ課題としている予算集計効率化・管理会計高度化において弊社要望に対応しうると思ったことが導入の決め手となりました。

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